かき氷の原価率は?1杯あたりの粗利を徹底解説!

一昔前のかき氷と言えば、氷をかき氷機で削ってシロップをかけるだけのシンプルな物が定番でしたが、現在はかき氷ブームの影響もあり、多種多様な味や見た目のかき氷が増えてきました。

かき氷に魅了され、これからかき氷屋もしくはお店でかき氷を始めようか迷っている方もいらっしゃいます。
そこで気になるのが、「かき氷の原価ってどれくらいなのか?」ではないでしょうか?

本記事では、目安として、氷とシロップの原価から「かき氷1杯あたりの粗利」を算出してみたいと思います。

加えて、かき氷機のレンタルや購入についても併せて解説いたします。

1.氷の原価

氷の原価は、どのくらいでしょうか?
製氷機の氷を使用する場合は、ほぼ無料ですね。

しかし、屋台やお店、ホームパーティーや夏祭りなどイベントで、本格的なふわふわなかき氷を作る場合は、氷屋の純氷、もしくは天然氷のブロック氷を使用する必要があります。

なぜなら、氷屋の純氷は溶けにくく純度が高いのでふわふわなかき氷を作るのには最適だからです。

本章では、氷屋の純氷を使用することを前提に値段を解説します。

1ー1.かき氷用ブロック氷の値段

最もコスパが良いのはネット通販

ネット通販での最小ロットは4貫目からで、およそ3,500円(送料込)が相場です。
つまり、1貫目あたり約850円で購入することができるため、もっともコスパが良くおすすめです。

※ブロック氷は「貫目(1貫目/約3.75kg)」という単位で表されます。

1貫目から購入したい場合

最小ロット 1貫目から購入したい場合は、氷屋に直接買いに行きましょう。

値段の相場は、ブロック氷1貫目/約500円前後で購入できます。

ちなみに、半貫で売られていることはありませんので、最低ロットは1貫目~とお考え下さい。

近くに氷屋があるかどうかを調べる場合は、「地域名+氷屋」で検索してみてください。

1ー2.ブロック氷 半貫目でとれる杯数

かき氷機にセットするブロック氷のサイズは、1貫目を半分にしたサイズ(半貫目)になります。

器の大きさにや気象条件にもよりますが、大きい器ですと5~10杯、小さい器ですと10~15杯とることができます。

1ー3.かき氷1杯あたりの氷の原価

値段が半貫目/250円で10杯のかき氷を想定して計算してみます。

250円(半貫目)÷10(杯)=25円(1杯あたりの氷の原価)

かき氷1杯辺りの氷の原価は25円ほどの計算になります。

2.シロップの原価

今の時代のシロップはお店の特徴を表す要素になるので一概に計算はできないかもしれません。
ただ、昔からある1.8リットルの紙パックのシロップで作るならば、大きい容器ですと20~30杯、小さめの容器約50杯分くらいになります。

ネットで1000円前後で購入できることを考え、シロップ1本で25杯とれるとすると

1000÷25=40円で

かき氷1杯辺りのシロップの原価は40円ほどの計算になります。

3.かき氷機

かき氷機は購入するか、レンタルするかによっても値段が変わります。

それぞれのメリット、デメリットを解説します。

3ー1.かき氷機レンタル(おすすめ!)

かき氷を初めて商品化する、もしくは1日だけのイベントや夏の期間だけかき氷を販売したい!そのような方には大変おすすめです。

メリットとしては、刃のメンテナンスや故障対応、かき氷機を使わない期間の保管場所に困らないことが挙げられます。

値段の相場は、以下をご覧ください。

<業務用レベルの電動タイプの値段相場>

期間 値段相場
短期(1日間~) 15,000円程度
長期(30日間~) 50,000円程度

長期については、30日間/約50,000円が相場ですが、仮に60日間レンタルした場合の相場としては、約60,000円程度と長期になればなるほど割安になっていきます。

3ー2.かき氷機中古

業務用かき氷機の中古品はそれほど多く出回っていません。

価格は30,000円~100,000円程度と商品の状態によって幅が広いことも特徴的です。

業務用として長期間使用する場合は、動作不良によるサポートもついておらず、定期的なメンテナンスもないため、あまりおすすめできません。

3ー3.かき氷機新品

過去にレンタルでのかき氷機を経験して、一年中かき氷を販売して、使い方や刃のメンテナンスもご自身でできるのであれば購入するのもありかと思います。

業務用として長期間使用する場合は、電動タイプのもので100,000円程度で購入することができるため、中古よりもコスパが良いと言えます。

4.かき氷1杯の原価率は?

先述の通り、

氷代が1杯25

シロップ代が1杯40円

とすると、このシンプルなかき氷は1杯約65円で作れます。

シンプルなかき氷なので販売価格は500円とします。

そうすると原価率は13%になります。

トッピングや手間をかけて販売価格を上げても原価率をキープできれば理想的かもしれませんね。

5.かき氷1杯を作る時間

電動の業務用かき氷機を使用で、昔ながらのシンプルなタイプであれば氷を削ってシロップをかけて提供するまで30秒もかかりません。

ただ、今流行りのかき氷は少しでも良く魅せるようにこだわっている傾向にあるので、1杯のかき氷を提供するまでに2~3分かかることも珍しくないようです。

あとは、作り手の技術により作業効率を上げることができます。

6.まとめ

いかがでしたでしょうか?

かき氷の氷の原料は水ですがお店として提供するには「純氷」はかかせません。

シロップも昔ながらの物を使えばかき氷1杯辺りの原価を100円以内で作ることも可能です。

ただ、こだわり抜いたかき氷を提供するならば手間も費用もかかります。

シンプルなかき氷にすれば原価率は低い水準で提供できますが、売れるとは限りません。

かき氷も奥が深い商品ですね。

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